ここのところ人にiPad2をお見せする機会が多い。
その際、Brushesの描画経過の再生機能をお見せすると、結構ウケる。描画の途中経過をiPad上で再生できるあれ。以前に動画にしてYouTubeにアップしていますので、ご覧くださいませ。
実際同じデバイス上で経過が見られて絵が仕上がっていき、しかもそこそこのものが完成するとわかってかなり驚愕してもらえます。んで、そのリアクションを楽しみにしています(^^;;ぉぃ。
そのためだけにBrushesを使っている訳でもないのですが、実際使いやすいので常用しています。しかし最近は考えも変わってきて、今後も使い続けるかは微妙なところ。
…というのも、iPad2対応が遅れているため、高画素数画像作成に対応していないんですよ。
他アプリではiPad2対応に伴い、iPad画面の画素数を超えた高画素の描写ができるわけですが、Brushesはまだそこまでいたっていないのです。
そんなわけで細かい描写が苦手で、印刷原稿(…つっても200dpi程度ですが)が作成できません。今後はそういう大画面を活かした描画をしていきたいのだけれど…。使いやすいわ、落ちないわで、利便性の高いBrushesが高画素数で使えないのは痛い。
ただ、このアプリには面白い解決法…というか回避策というか、ソリューションが用意されている。Brushes ViewerというMac OS用アプリがそれ。
先のYouTubeにアップしたような描画経緯をQuickTimeに変換するアプリなのですが、iPad画面解像度の画像データを高画素数に変換もできます。これがどうもただ単に画像を拡大するだけではなく、描画している経過をスケールアップして画像を描画しているようで。…うまく表現できないな(^^;)。
つまり記録された筆の動きを高画素設定にしてから再現しなおして描画しているというか…。
ともあれ、それで作成した5倍画像を見ていただいたほうが早いかと。オリジナルは以前にこのBlogにアップした記事のもの。その画像を変換したのがこのファイル
ですが、縦5,120ピクセルありますのでご注意を。設定としては6倍画像まで出力できるようです。
簡単に比較するとこんなような感じですね。
この画像も50%縮小してますけれど、左が単純に元画像を拡大しただけ。右がBrushes Viewerを使用した画像。精細ではあります。筆っぽい感じがあるので、結構好みな感じがでていいかも。
ただ、ちょっと荒すぎる部分もあるので、変換した後PCで確認し、そちらの環境で一部だけ精細に描きなおし…ってことはあるかも。
#ところでMacの変換処理はおいらの環境はMacBookAirの一番安いモデルしかないわけですが、実際処理をしてみると、MacBookAirが非力なこと。
動画変換した際もそうだったけれどマシンパワーのあるMacが欲しい…。むぅ…。