iPadクリエイト光房

描き方変更中

本来のおいらの描き方といえば、まず線画を描き、レイヤーを分けて色彩を入れる。構造的にセル画塗りのようなもの。
しかしPCならいざ知らず、iPadという比較的低解像度のデバイスとなると、ちょっとこの手法は事情が異なってくる。
この手のデバイスの中では高精細だし、タッチパネルの精度も悪くない。ただ、PCと比べてしまうとワコムのタブレットのように位置決め等高精度とは言い難い。
そこで多少筆が荒れてもタッチと言い訳できる(^^;)油絵風、つまり厚塗りが適しているのではないかと推察している。
ただ、多少我流で訓練した後、ちょっとものの本を参照すると「時間のかかる手法」とあった。…あー、確かにそんな気が…(^^;)。
なんでiPadでお絵かきしているかといえば気軽に描きたいということもあり、当然かかる時間も短縮したい。なにか自分にあった描き方とタッチを見つけ出さなければ…。

メモリ管理の違い

SkechBookProは落ちやすかった（がつがつ描く方なので、簡単な描写ではそうでもないかもしれないけれど）。ArtRageも落ちやすい（ただ、警告やセーブのお勧め表示が出るようになった）。
実際そういう目にあっているので、iPadでのお絵かきはメモリ管理に気を遣うようになった。
ただ最近は機能的に他のアプリを選んで使用しているのだけれど、Brushes、Procreateといったところでは、それほど長い時間連続していないものの（ただ、SketchBookProとArtRageは30分で落ちたこともある）、あまり落ちない気がする。（初期バージョンのProcreateは特定の操作をすると落ちたが、それでもオートセーブ機能が働いてデータが消えるということはなかった）
PCだとメモリがどーのとユーザーが気を遣っていたが、この手のデバイスは結構OSだかアプリの設計でどうにでもなるんじゃないの？…という気がしてくる。
詳しい人間ではないのでなんとも言えないが、自然と、そういした「落ちにくい」アプリを常用するようになってしまう傾向があるような…＞をれ。

iPad2へのあこがれ

ArtStudio for iPad 3.2｜iPad2で2倍サイズのキャンバスに対応!!これからは最大2048pxへ【iPadアプリ】

iPad2欲しい－！これに限らず、パワフルなアプリがちらほらと出てきている。
まぁ現状のiPad1が3G回線内蔵モデルで2年縛りと言うこともあるから、iPad2はWifiモデルにするつもり。で、お絵かき専用にしよう。
iPad1は併用して資料ビュワーとか。iPhone4だと小さくて、せせこましかったのよね。
容量は16GBで…と思ったけれど、映像編集とかを考えたら、32GB以上とかにしておいた方が無難かな？
ともあれ、iPadお絵かきで考えると、1と2はかなり大きな違いだといえる。実際アプリの違いもこうして開いてきているわけだし。iPadでお絵かきするなら、常に最新モデルを入手していないといけなさそうだ。
…iPad3とかも大変なことになるのかなぁ…(^^;)。

 

お勧めな本とアプリ

そういえばこの前の記事の更新が震災があった日の昼。その後、うっかりこちらのBlogがおろそかになってしまいました。

ただ、iPadでお絵描きはその後も続けています。むしろ計画停電中でもお絵描きできるので重宝してます（最近は計画停電無いですが）。

だからというわけでもないですが、だいぶ慣れてきましたね、iPadという環境やアプリに。そのあたりを語りつくしたいところですが、その点はこちらの書籍が内容充実しています。iPadでのお絵かきに少しでもご興味がおありなら、かなりの手助けになります。ぜひ入手しておきましょう。

iPadいつどこスケッチライフ　~絵の具もペンもいらないお気楽イラスト生活 ~

ただ、残念ながら取り上げられるアプリの更新も頻繁で、新機能などカバーしきれていません。

著者であるnekojitaさんのBlogもチェックすると、最新情報もカバーできると思います。

この書籍に無いアプリで個人的に気になるのはProcreateですね。出版後に登場したアプリです。
iPad2専用アプリっぽく見えますが(?)、iPad1でもしっかり使えます。

線画を描くには不向きで、レイヤー合成も乗算モードが無いため、アニメ塗りを前提とした他アプリとの連携は難しいと思います。

ただ、写真読み込みはできるので、油絵のように元の線を塗りつぶすようなタッチなら問題ないと思います。

なによりUIがいい。筆の太さ、透明度を左手で細かく調整しながら右手で描くのですが、リズムが良くなります。結構さくさく進めて行けます。

筆と消しゴムを頻繁に切り替える描き方だと、その機能がまた別の場所にあるのでちょっと操作が煩雑になってきます。また、筆ごとに太さ・透明度を維持してくれるといいのですが。

まぁ、その辺は慣れかもしれませんが。そのあたりもおいおい書いていきたいと思います。

ちなみに、発作的にTwitterの方で描いた絵を放出するときもあります。@rayogamioあたりを見ておいてください。

ハード面について

iPadでお絵かきする際に必要なハードは、iPad以外で以下の通り用意しています。

■スタイラス
標準装備スマートペン（Amazon）を使用。これが無ければ何もできない身です。一応予備2本も確保済み（つまり3本所有）。

これは本当に使いやすいです。これに出会うまでいくつかのスタイラスを試していますが、やっと本命に出会えたところですね。絵を描くにはこのスタイラス以外は今のところありません。まぁ、将来的にはわかりませんが。

■手袋
絵を描くときには当然手を使います（右利き）。しかし普通にペンを持って手を使うと、ペン先よりも先に手のひらが画面に接触、絵を描けません。

本当はリストプロテクション機能が全アプリにあればいいのですが、それを選んでいると残念ながら数多くのアプリが使用できなくなってしまいます。
そこで、手袋を使用します。ただしフィンガーアクションも必要なので、指抜き加工を施します。小指を使うことはほとんどないので、小指だけ残して、あとはカット。
手袋の特売のときに店頭で確かめて購入しています。私の場合は滑り止め軍手タイプを選びました。ただし、滑り止めのゴムがなぜかタッチに反応することがあり、左手用を右手にはめて使用しています。
特売だったので複数購入して、これも予備を用意しています(^^;)。持ち歩き用と家に備え付け用と2つ使い分けてます。

＃ただ、軍手の延長線上の手袋のため、たまに手のひらも反応してしまいます。湯上がりなどが特に反応しやすいような…。

＃あと、意外と「寝転んで使う」と、リストプロテクション機能が無くても結構どうにかなりそうです(^^;)いやほんとに。

 

■iPad用ケース
あまり描画に関係ありませんが、これはこれでこだわりたいところ。基本的に液晶画面を保護するのが主目的ですが、勿論見栄えも良いモノでないとー。気分の問題でもありますが、そこら辺は描画作業にもダイレクトにつながってきますしね。

そもそも自宅外でもお絵かきする際、手袋以外に必須のスタイラスをひっかけておくことができると可搬性もよくなります。さらに、カバー自体が絵を描くときに邪魔にならないのが望ましいですね。

愛用は通販で購入したモノと、ワンフェスで購入した一点もの。

前者はSGP アイパッド ケース VINTAGE EDITION 本革 for Apple iPad。ハードに使っても耐久性が良く、使えば使うほど味が出てきます。ただ、あまりに愛用しすぎたせいか、最近内側の方が痛み始めてきているような…。ちょっと注意が必要。

後者はこちらの蓋ありのものです。デザインや使い勝手がいいです。ただ、皮のみで作成されているせいか、ゆがみやすいので、頻度を減らして形状を維持している状況です。ですので、使用頻度は比較的低いです。ビュワーとして扱うならともかく、お絵かきのために筐体を色んな角度で持ちますからね、想定外の力がかかっているかもしれません。

MacBookAir11と一緒に持ち歩く場合は、バンナイズの一緒に入れられるケースの10号幌布先染めストライプのものを使用しています。デザイン性がよく、職場の女性陣から「モテアイテム」と言われています(^^;)。

さりげなくペンホルダーが付いているのも、スタイラスを入れておけるので便利です。

とりあえずiPadに関するハードはこんな所。あ、あとは低反射液晶保護フィルターを貼ってますね。反射しすぎると画面がてかてかして描きにくいですし。ただ、低反射のフィルターは色がくすんでしまうので痛し痒しですかね。最近は慣れたので気にしていませんが。