コシナ(フォクトレンダー)
この手のレンズでは一番の超広角になる画角、UWH12mm。フィルムでも使っていましたが、大概視野に入りますね。なんでも。カメラボディにかかる指まで入り込んだことが何度も…(^^;)。
フィルムで撮ると、ディストーションはほとんど無いとはいっても、画面隅周辺では被写体が引き延ばされてしまう独特の描写になってしまいます。面白いといえば面白いのですが、注意が必要です。
しかしR-D1で撮影する場合、焦点距離1.5倍で18mmになるので、問題のある部分がトリミングされて、ちとおとなしい画像になってしまいます。
それでも、超広角には違いありませんので、なんでもかんでも収めて撮りたい…って時には便利です。
距離計非連動ですが、被写界深度が深いので、目測で大体の距離を確認して合わせれば大概どーにかなります。
ただ、狙った構図が超広角向け…というのならまだしも、押さえで撮ってもどーにかなってしまう(撮りたいものが入っている)というのは、どーも画作りの甘えにつながってしまう…ということに最近気がついてしまいました。
やはりなんらかの意図を持ったような写真を撮るなら、撮る際にもそういった狙いをできるだけ明確化させるべきで、それに適した画角というのが存在すれば、「いつも12mm」というのは逃げに等しいかと。
…といった勝手な論法により(^^;)、昨今はこの画角はできるだけ避け、35mm以上のレンズで撮るようにしています。
おかげでM8で撮影したことがありません。機会あれば16mm相当の画角を確認してみたい気もしますが(ファインダーは12mmのをまんま使ってもいいような気が…)。
ちなみに、フィルム用専用ファインダー(画角12mm)はありますが、R-D1で使用する際の、焦点距離1.5倍になるファインダーはありません。ありませんが、撮影の数をこなしていると、自然と大体フレーミング出来るようになり、勘でどーにかなってしまいます。
また、そもそもファインダーを覗かずにカメラを適当に固定して撮ったり、自分撮りをしたりして遊ぶこともままあります。これは逆にこのレンズでしかできない遊びで、結構新鮮な構図を見せてくれて、撮った本人が一番楽しめる手法じゃないですかね。
撮影サンプル(R-D1使用):
(後日追記)
M8でも撮影してみました。
一つ注意点があって、Mマウントアダプタを介すことになるわけですが、これを外して別のMマウントレンズとすげかえる場合、後玉の大きいUWH12mmは多くのキャップがハマらないことと思います。
別途、Lマウント用…というか、UWH用キャップを用意した方がよろしいかと(今まではLマウントレンズ同士で、何mmというの関係なく(R-D1なので)交換していたので、気づかなかった…)。
で、M8。暗い場所ばかりで撮り、かつファインダーを覗かないので、写りとしてどう判断して良いかわかりません。
ただ、結構ぞんざいな扱いで撮った割には、きちんと撮れているような感じもするので、設定さえしっかりしておけば、それにきちんと応えてくれると思いますね。
なんかこのままファインダーを覗かない撮影で終始してしまいそうで怖いですが(^^;)隠し撮りに発展しそうな…ぉぃ。
撮影サンプル(M8使用):
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