コシナ(フォクトレンダー)
R-D1を手に入れる前から持っていたレンズで、当初はこればかり使っていましたね。
最新鋭のコンピュータで設計されたとかで、欠点らしい欠点はありません。レンズの大きさの割には明るく、暗所でも使いやすいです。
解像度も申し分なく、前玉が小さいせいか、ほのか~に周辺光量落ちもあるのも風情があっていいですね。
ただ、あまりにも当たり前に扱えるので、R-D1がメインの時などは、お散歩撮影などには逆に手のかかるジュピター12などが取りざたされるようになり、同じフレームで扱えるノクトン・クラッシック40mmもあるせいで、なぜか使われる機会が少なかったりします。
しかしM8と組み合わせると別の威力を発揮します。
M8はR-D1に比べ、同一レンズでも周辺光量の減衰が見受けられにくい特徴があります。写りとしては優秀かもしれませんが、面白みが足りません。
そこで、このレンズ。特に開放の時に顕著に表れる周辺光量減光を活かした画作りがなかなか面白く、多用しています。
また、被写界深度の浅さもM8の距離計でしっかり狙い通りに設定できるので、それもなかなか楽しいですね。
スタイリングもシルバー鏡胴とクロームシルバーのM8との組み合わせが絶妙です。Mマウントで出てくれないかな(^^;)。
しかし最近、あまりに多用していたせいか、気がつかないうちに鏡胴の一部に傷が…。使用上は問題ないスリ傷なんですけれど、ちとショック(^^;)。
撮影サンプル(M8使用):
撮影サンプル(M8使用・IRフィルタ装着):
撮影サンプル(M8使用・IRフィルタ装着・フェイクコード:ズミクロンM35mmF2):
撮影サンプル(R-D1使用):
2008年8月に鏡胴のガタつきの修理に出したところ、「後ろ玉のレンズが痛んでいるので、交換しませんか?」と言われてそうしたところ、ちっと写りがかわってしまったような…?
コメント