ライカ
M8購入時に「そういえば(その時点で)Mマウントレンズってノクトン・クラッシック40mmF1.4しかないなぁ…。それもさみしいなぁ…」ということもあり、M8購入時くらいにしか働かない低金利ローンもあるし、いっちょ何か手に入れてみますか…と勢いに任せて入手してしまったレンズ(^^;)。
チョイスの理由にコンパクト・広角という理由もあるが、安さという面も否めない(^^;)。広角を理由にするなら、24mmという手もあったのだが、新品だとなかなかの値段…。
まぁしかし、クラッシックカメラというジャンルで捉えるとライカのレンズにもなかなかクセ玉も多いと言われる中、しかし最新のレンズはすげぇいいよ?…とささやかれることもあり、機会あれば最新のレンズを手に入れてもいいかな…と思っていたところのいい機会(低金利ローン(^^;))だったので、ちょうど良かったと言えばちょうど良い。
28mmという画角もアベノンがあるとはいえ、手薄に感じていたし。
実際入手して試写してみると、素直な写り。シャープで色再現性もクリアで、きっちし写る。堅実といえば堅実すぎて、ちと面白みが無い(^^;)ぉぃ。
ただ、コンパクトなのは非常に助かる。フードが若干かさばるが、外してレンズキャップだけで運用すると、相当小さくなるので、散歩など、特に意気込んで撮影するようなケースでなければ、そのコンパクトさで重宝しそう。
個人的には絞り開放時の被写界深度の浅さがもう少し欲しいか、ピンが外れている部分のボケ方をもうちょっと豪快にボケて欲しいなぁ…ということなのですが、それは別のレンズで実現しろよ…といったところでしょうか。
…被写界深度があまり浅くないなら、R-D1に装着しても面白そうですね。まだ組み合わせたこと無いし、今度やってみるか…。
撮影サンプル(M8使用):
(追記)
R-D1にこのレンズをセットして、友人と出かけた際にちとスナップみたいに使ってみました。
M8ではてんで気にならなかったのですが、結構周辺光量落ちしてくれます。おかげでクラッシック感が出てしまいますね。しかしエッジはシャープな写りをするので、写りそのものには安定感があります。
使っていて気がついたのですが、R-D1とこのレンズの組み合わせは、モノクロで活きるかもしれません。なおさらクラッシック感が増し、R-D1自体はモノクロフィルム用カラーフィルターシミュレーション機能があって、モノクロ撮影自体が手軽に楽しめるようになっています。
現像時も専用ソフトを使うと、モノクロっぽさをより強調できるというか…。かなり面白い感じですね。
コンパクトなR-D1とエルマリートM28mmで気軽にモノクロでスナップ撮影。…等倍ファインダーだし(?)、いい組み合わせじゃないですか。
撮影サンプル(R-D1使用):
(2008年6月追記)
…とかなんとか書いていましたが、だんだんとそのレンズの魅力にハマり始め、今ではM8で常用しています。
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